経歴・人物
1974年、3代目桂小文枝(後の5代目文枝・故人)に入門。当初は可愛らしい名前がよいと、自ら桂 枝織(かつら しおり)を名乗る。1981年、師匠をはじめとする周囲の勧めもあり、桂 小枝に改名。以降、関西ローカルのテレビ番組などで顔を売る。
新人時代は、顔に真っ白なドーランを塗り、ちょんまげのかつらをつけて落語をし、座布団、畳などを人差し指一本で廻すという特技を披露していた。なお、かつらの変わりに茄子をくくり付けていたこともある。
若手時代は『美人数珠繋ぎ』など、関西ローカル深夜番組のロケコーナーを受け持つが、人気は今ひとつ出ないままに終わる。
1988年より『探偵!ナイトスクープ』の探偵としてレギュラー出演するようになってから、ねちっこい話し方と小ネタ集、パラダイス(全国にある面白テーマパーク)紹介で人気を獲得し、以降テレビなどで活躍している。特に「ゆで卵がブッ飛んだ!? 」(通称、爆発卵)の放送回は、探偵!ナイトスクープの視聴率が関西圏のみで30.5%を記録するなど、現在でも傑作の呼び声が高い。
探偵紹介を受けてからの挨拶「よろしくお願いしま?す、桂小枝で?す、お願いしま?す。」(放送によっては、名前を先に挨拶する時もある。)と、終わった後の第一声「しかし、まぁ?何ですね?」、直後の収録時と放送日との差をネタにしたトークがお馴染。ちなみに、紳助は「小枝は35歳になってから売れる」と予言していたが、33歳のときにレギュラー出演が決まったこの番組のおかげでその予言が的中することとなった。予言した理由は「若いうちは独特の粘っこい口調は無理がある、あの話し口調はそれ相応の歳になってからでないと合わない」と読んだためと、後日談として話していた。
この他、毎年冬に放送される桐灰化学のカイロのCMで全国で人気が広まり、東京でも知名度が上って来ている。ただし、特番の出演等、滅多な事がない限り東京で仕事はしていない。
バラエティでの活躍が多いため、地域によっては落語家としてのイメージが低い。そのため、ナイトスクープ内のロケがなんばグランド花月で行われた際、たまたま着物で出番待ちをしていた時に出演した時にはわざわざ「落語家 桂小枝師匠」というテロップが表示された。
テレビ番組で「この歳になっても独演会をやったことがないのは私くらい」と言っている。
また、「アトリエ色えんぴつ」のスタイリストとしても活動しており、自ら出演しているテレビ番組の多くに関わっている。
意外な事に吉本の同期には明石家さんま、島田紳助、オール巨人など大御所揃いで、同期の芸人を聞かれた際に、そう答えたときの相手のリアクションを見ると悲しい気持ちになるらしい。紳助とは「青木君」「長谷川君」と本名で呼び合う仲。
占いやオカルト嫌いで有名な上岡龍太郎から度々、「桂小枝と桂三枝は画数がまったく同じ、江川卓と生年月日が同じなのに年収が違いすぎる。姓名判断や占星術は嘘」というネタにされる。
名前が似ているという事で、間違って桂三枝の給料が振り込まれていた事がある。
簾を様々な形に変えてみせる伝統芸、南京玉簾の使い手。その腕前を任天堂のゲームボーイソフト「クイックス」のCMで披露している。
フジテレビの「幸せって何だっけ?カズカズの宝話?」にゲスト出演した際、細木数子にリポーターとして活動ではなくもっと古典落語をやりなさいと言われた。
「小枝」の名跡は、当代入門以前の1966年に3代目小文枝に入門した弟子が名乗ったが、すぐに廃業している。また初代桂歌之助(3代目桂文枝門下)の前座名でもあった。当代は代数については触れていない。
下足(げそ)の天ぷらが好物。
ロードオブメジャーの2006年2月発売の、さらば碧き面影のプロモーションビデオに出演した。